過保護のカホコ最終回を観て思ったこと

中途ハンパー梅子です。


韓国ドラマにハマってから、前ほど観なくなった日本のドラマ。

以前は、番組改編期にミーハー仲間ラインで、新たに始まるドラマの

情報交換も欠かさなかったほどなのに(^◇^;)


竹内涼真ファンの末子に引きずられて観ました。

「過保護のカホコ」

最終回からもう1週間経とうとしてますが、語りたい!

(画像公式HPよりお借りしました)


なぜなら、

末子に「ママってちょっとカホコのママと似てる」と言われたから!(◎_◎;)

勿論、黒木瞳に似てるという意味ではナイ。

あの、過干渉で、頑固で、臆病で、勝手で、イラっとする母親に、

梅子がカブると!言われた!ワケですよ!


そもそも、あのドラマは、あの母親がメインでしたよね?

番組冒頭に、必ず出てくるハート型の境は、母親のテリトリーを表したものだし。

ハジメと出会って、どんどん巣立って行くカホコを描いているようで、

実は、娘が産まれてから、自分の城の中で生きてきたイズミが、

そこから一歩踏み出すまでを描いたドラマだと思う!


って、皆さん気づいてたかもですね(#^.^#)


そして、「カホコのママみたいに決めつけたりしてないでしょ!?」と

ハアハアと必死で末子に怒鳴り返した梅子は、


うん。。まさに、カホコのママだよね〜( ´Д`)y━・~~


語りたいのはそこではなくて。

最終回のある場面のこと。


ハジメとカホコの結婚式、指輪交換の場面で、

ハジメが指輪を落とし、指輪は転がっていってしまう。

転ぶハジメ、偶然開くドア、飛んでくるサッカーボール。

ハプニングが重なり、指輪は教会の外へ、そして坂を転がって行く。

最後に川に落ちそうになった指輪を、カホコのママであるイズミが手を伸ばしてキャッチ。

そして無事指輪はカホコの元に届けられる。


という場面!


ばぁばからもらったその指輪を追いかけるのは、イズミのみという不自然。

前に倒れながら指輪をキャッチする代わりに、川に飛んで行くハンドタオル。

そして手に指輪を掴んだ時のイズミのセリフ。「あっぶね〜」


これって何を言いたいんだろう??

やっぱり、イズミが自分の道を取り戻したってことだと思うんですよね。


取り返した指輪を渡す時、向き合ったカホコとイズミは、

以前とは違う関係になってるんです。

対等の関係。大人の関係です!


勿論、カホコを育てていた期間に決して間違いはなくて。

過剰だったかもしれないけれど、親の愛情を注ぎきっていたワケですよね。

だけど、それと引き換えに、自分を見失っていた部分もある。

カホコを育てている以外に、自分の価値がないような気がしてたんじゃないか。


自分にとって良くも悪くも絶対の存在だった母親が亡くなり、

イズミ自身も親離れ出来たことで、本当に子離れが出来たんでしょうね。


とっても「優等生」だったイズミが、なりふり構わず駆けて行き「あっぶね〜」と呟く。

なんだかトラウマが溶けていくような印象で、

梅子は涙が出そうになっちゃったんです。


指輪が川に落ちなくて良かった。

キャッチできたことで、イズミは自分の城から出て行けた。

ウサギ穴に落ちたアリスと違って。彼女は大人ですもんね。


親である梅子は、深読みして、そして色々考えました。


娘たちも過保護だろうか。。

同じ過保護なら、素直なカホコの方がずっといいなー(-_-;)






中途ハンパーのしわ寄せな日々

中途半端のツケが回ってきた後半生を生きる

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