映画「蜜蜂と遠雷」観ました

中途ハンパー梅子です。


台風の気配のオフ日

朝一番で映画を観に行ってきました。

映画館で邦画鑑賞ってあまりしないのに

「新聞記者」から連続松坂桃李です。

(昔次子がファンレター書いてたな〜)


好きな人が出演しているわけではなく

ずっと読みたい、と思ってた本の映画化なので観に行ったんですけど


良かった( ´ ▽ ` )です!


あるピアノコンクールを通して描かれる群像劇。

群像劇!(コール)

。。スミマセンつい力が。


好きなんですよね、群像劇。

それぞれの視点とか

それぞれの立場が交錯する感じがゾクゾクするっていうか。


高校野球とか箱根駅伝とかと同じ感じ。

うん、スポーツに似てますね。


加えてクラシック音楽結構好き。

これは無類のクラシック好きの父の影響もあると思います。

作家や曲名に詳しくはないんですが

幼い時から週末の家に流れてた曲が

どっかに記憶されてるんでしょうね。


だから「のだめ」も大好きです!

クラシックだから、だけじゃないけど。

漫画もドラマも映画も好き!


で、「蜜蜂と遠雷」


ストーリー的には読めちゃうところも多いんですよ。

あくまで映画の中の話ですが。


楽譜白紙で即興演奏ってとこかな?

まぁ一度は逃げるよね。


親子関係の執着と解放。

計算のない純な天才(ステレオタイプ〜)

努力の人の葛藤。

審査委員長の過去。

指揮者の立ち位置。


でも映像の美しさや演奏の力強さが

そんなハスに構えた視線を超えていく。


言葉が少なく

解説がないところが更に余韻を残す。


これからこの人たちはどうなっていくんだろうなーと

色々想像するような映画でした。


加えて演者の感想を少し。


松岡茉優ってバラドルだと思ってました(スミマセン)

小島瑠璃子的な。

だから梅子にはそのイメージが邪魔しちゃう部分があった。。

女優さんは演技以外であんまりイメージ固定されない方がいいかも。

上手なんですけどね。


松坂桃李の役は

もう少し素朴な人が演じたらもっとハマりそう。

彼だとカッコ良すぎる。

音楽なくても全然生きていけそうな感じがしちゃう。


梅子的には斉藤由貴が良かったなー。

演技うまいし英語も自然。

語学コンプの梅子は外国語の発音が上手な人はそれだけで尊敬。

だから初見の森崎ウィンもうっとり。


関係ないけど森崎ウィンが途中から

そっくりな韓国俳優に見えてきて

最後にはその人と思って見てた(おい)

「キムボクジュ」でナムジュヒョクの友達役だった人。

こっちが本物の森崎ウィン。

鑑賞後調べて日本人じゃないと知りびっくり。

アジアの顔ってどんどん寄ってる気がしません?


映画館を出た後

台風に備えて激混みのスーパーで買物。


両手が塞がったので本屋には行けず

帰宅後インターン中の長子にラインして

「恩田睦の文庫本買ってきて!」と

頼みましたよ。


原作の方が更に好物の群像劇だろうから

これからゆっくり浸りたいと思います(^O^)


中途ハンパーのしわ寄せな日々

中途半端のツケが回ってきた後半生を生きる

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