もてなし料理覚え書きと父の手術

中途ハンパー梅子です。


次子の出発から2週間後

地元で花火大会がありました。


打ち上げ会場の前のマンションに住む梅子家で毎年

両親や妹家族などと見るのが恒例。

今年はその他に

従兄弟やK子、長子の彼、末子の幼馴染が一緒でした。


次子の壮行会で30人分の料理を作った梅子にコワイものなし!←

簡単料理は変わらず

材料費と手間をチョイ多めで(コラ)

・生ハムとチーズの盛り合わせ

・マグロとホタテのディップ

・人参サラダ(栗原はるみレシピ)

・グリーンサラダ キャンティ風ドレッシング

・キッシュロレーヌ(母レシピ)

・ローストビーフ

・トマトとひよこ豆のカレー


ディップはたたいたマグロとホタテ、

みじん切りの玉ねぎとケッパー、

小口切りしたあさつきを

レモン汁、ワインビネガー、オリーブオイル、塩コショウで和えたもの。

以前ご馳走になって教えてもらったレシピですが

梅子自身が大好きでよく作らせてもらってます。


ローストビーフはOKストアで買ってきた

和牛もも固まり肉に塩コショウして

フライパンで表面を焼き付けてホイルで巻いて放置しただけ。

ソースは肉を焼いたフライパンで赤ワインと醤油とみりんを煮詰めたものと

ポン酢にワサビを入れたもの。


サラダのキャンティ風ドレッシングは

クックパッドで一番簡単そうなレシピで作りました。

家にあるものだけでできて

びっくりするほど美味しかった!

卵黄とゴマが決め手。

アンチョビはなかったから入れず〜


カレーはヴィーガンの従兄弟のために作ったんですが

味の決め手は大量に入れたマッシュルームとスパイス類。

これ結構梅子も好きで翌日職場にも持参しました。

パクチーのせ。

うまうまです!!


花火も綺麗で興奮したし

用意した料理も好評で大満足(=自己満)


この日も父はいつもと変わらず

機嫌よくウンチクを語り

自慢話を披露し

マイペースにさっさと帰ったんですが


実は3日後に手術を控えておりました。


舌に出来た腫瘍を切除する手術で

ほぼ良性であろうとのことですが


全身麻酔で行う手術なので

母は不安で仕方なく

梅子と妹に知らせてきました。


ただし父からは他言無用とキツく言われていたので

梅子達から話を持ち出すことは厳禁。

心配している気持ちも

祈っている気持ちも

父に示すことはできず

別れ際にいつもの通り「またね!」と言うしかなかった。


来月7回目の年男誕生日を迎える父。

プライドが高く

娘(梅子と妹)に弱みを見せることもなく

口うるさいけど

いつだって頼りにしてきた存在。


母のために仕事を交代してもらい

手術の日に病院に行きました。

病室にいる父も3日前と変わらず

饒舌で明るかったけど

手術室の前で別れた時に見た父の背中が(点滴と一緒に歩いて入っていった)

なんだか急に力なく見えて

涙が出そうになるのを必死でこらえた。。


手術は無事に終わり

それでも心配な母に付き添って

父の麻酔が切れるまでの3時間

病室にいました。

体にいろんなコードをつけた姿が痛々しかったなー。


家庭状況が変わって

50を過ぎても尚

親に心配されているのを情けなく思うし

全然恩返しできていない自覚もあるのに


それでもまだ親に甘えてしまう自分。


もちろん梅子が元気に活き活きと生きていくことが

両親に対する恩返しである部分はあるでしょうけど


親が助けが欲しいと思った時に

気づくことができる娘になりたい。


外の世界に向かう気持ちと

内の世界を思いやる気持ち。

きっと両立できると信じたい。


娘の旅立ちを見送って

親の老いと向き合う。


人生を考える今日この頃なのでした。





中途ハンパーのしわ寄せな日々

中途半端のツケが回ってきた後半生を生きる

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