「偶然見つけたハル」で色々考えた

中途ハンパー梅子です。


スミマセン

3連続韓ドラ感想になっちゃいます。。


最近は

もうすぐ日本を発つ次子との外食、

仕事、韓ドラ、

あとは膨大な睡眠時間

で毎日が過ぎております( ̄▽ ̄)


昨日は10時半に就寝、

今朝8時に起きて洗濯機を回し

ベッドに戻り二度寝したら10時でした。

最近ちょっと恐怖を感じるように。。


さて

「二十五、二十一」「社内お見合い」と視聴韓ドラが続けて終わってしまい

次の新しいドラマ配信まで待てなかったので

以前レビューを見て興味があったこちらを見ました!

「偶然見つけたハル」2019年


予想以上に面白いドラマで

オバフィフBBAでも十分ハマったので

今後視聴予定の方は

このあとは読まない方が良いです。


てことで

ネタバレ満載の以下感想をば。


高校生の学園ドラマにBBAがハマれたのは(十八の瞬間だってハマったくせに)

ひとえにユニークな設定ゆえかと。


お金持ちの家に生まれ

愛されて育ち

幼なじみは学校で人気者の男子たち。

でも早くに母を亡くし

自身も重い心臓病を患っていて

10年片思いの婚約者には拒まれてる。


昭和の少女漫画のような設定のJKが

本当に少女漫画の登場人物だった。

しかし

脇役!


これだけですっごく興味深々(^_^*)


実は漫画には

シーンとシーンの間にも生活が続いている、という前提があって

もちろんそれは漫画のストーリーに矛盾しない範囲であったはずなのですが


「自我」を持った彼女は

脇役である自分の殻を破って

自分の人生を生きると決意するんです。


病気に勝って生き続け

本当に好きな人と恋愛したいというのが彼女の夢。


でも作家が定めた漫画のストーリーに抗うことはすごく難しくて

本筋から外れた「シャドウ」でいくら頑張っても

簡単に「ステージ」に戻されちゃうんですよ。


「ステージ」で笑顔で決められたセリフを口にしていても

「なに?このダサいセリフ?」と心の中で思っていたりするのがすごく面白い。


登場人物がまあまあ多くて

その中で最終的に「自我」を持った人は6人だと思う。

その他は初期設定から変わることのない人物として過ごしてるのですが

漫画の設定だと分かって見てると

なかなかひどいイジメする子達も

ワンパターンな強欲親も

み〜んな許せるんですよね。


いつも自信満々なイケメンナムジャも

単調な行動がアホっぽくて(褒めてます)

可愛く感じるほど。


いつもいじめられてた不幸の塊みたいな設定の美人ヨジャが自我を持って

いじめっこたちにやり返したり

アホっぽいナムジャをリードしたりするのも痛快でした。


ざっくりストーリーとしては

自分が脇役と気付いたこのドラマの主人公が

前作の漫画から縁があった

今作では自分よりもモブな男子と恋をし

あくまでシャドウ上でハッピーエンドという展開なのですが


回を追うごとに難解になって挫折した「W」のトラウマがチラつきつつも

最後までどこに着地するのか予想できずドキドキしながら完走しました!


そしてこのドラマを見てから

今まで自分の読んでた漫画にもこんな世界が広がっていたら、と膨らむ妄想ww

もしかしたら

オスカルはずーっと女の子だったかもしれないし

キャンディはイライザたちに言い返してたかもしれない(妄想の時代が古過ぎてゴメン)


その妄想は現実世界にも(病みめ)


「ハル」でもそうだったようにみんな自分が主人公だと思ってるけど

選ばれた主役はほんの一握りで

その人たちのためにストーリー回してるだけかもしれない。

自分の中にはそれなりの波瀾万丈や感情の幅があるような気がしてるけど

実はすっごく薄っぺらいことなのかもしれない。


誰かが決めた人生をさも自分が選択してきた結果みたいな気になって

生きてるだけかもしれない。


自我を持って行動するって

実はすごく勇気のいることで

ほとんどの人は流れに逆らわないまま生きているのかも。

もちろん梅子も。


そういう設定だと考え始めると

世の中で起こるひとつひとつが

壮大なストーリーの中の構成要素みたいに思えてきて

結局避けようがないと納得しちゃう。


自分の人生を切り開いていくって言葉で言うのは簡単だけど

本当に難しい。

そしてそのハードルを乗り越えた人が主人公になれるんだなーと思ってしまう。


今考えると典型的中二病ですが

思春期に、自分の視界に入らない世界は全部真っ暗なんじゃないかと考えた時期があって

それを友達に話したら

「そんなこと考え始めたら生きていけないよ」と言われたのを思い出しました。


イタイやつだったなー


今後もこのドラマからいろいろな思いが派生しそうな気がします。

それくらいハマったドラマでした。

見ない予定でここまで読んじゃった方も

興味を持ったら今からでも視聴をお勧めします!


そして「恋慕」でかっこいいとは思えなかったロウン(ぶたないで)

ハル役はとても良かったです!

180センチ超が当たり前の世界(@_@)


でも「明日」は早くも挫折(小声)

暴力ものに加えて霊界ものも苦手みたいです(^◇^;)


さぁ、残ってるのは「ブルース」と「解放日記」だよ〜

犯罪級の重い事例やトラウマの無いドラマが続いて幸せでーす!

(ただ単に避けてるだけかもしれません)

中途ハンパーのしわ寄せな日々

中途半端のツケが回ってきた後半生を生きる

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